制度のメリットとは

| 未分類 |

裁判員制度は、もともと欧米で取り入れられている制度です。この制度のメリットとしては、被害者視点での量刑となることがまずあげられます。これまで、裁判員制度の無かった日本では、裁判官だけが量刑を判断して来ました。その量刑は、法律に基づき、判例を考慮した上で出されるものでしたが、一般的な感覚からは「少なすぎる」「時代遅れである」と感じられるものも少なくありませんでした。裁判員制度になると、裁判員が一般人であるため、一般人の視点から見て妥当と思われる判決を行うことができるようになったのです。

 
また、このことから、これまで法曹界のものであり、一般人には理解しづらかった法律や裁判について、一般の人もいつ裁判員に選ばれるかわからないことから、興味や親近感、さらには当事者意識を持ってもらえるということも一つのメリットとなっています。

 

海05
もう一つのメリットとしては、裁判の日数の短縮があげられます。これまでの裁判は、慎重な審理を行わなければいけないということから、裁判の対象の事件について、時間をかけ、何度も被告人や被害者、関係者にあらゆる事情を聞いて総合的に取り扱うために、非常に長期的なものとなっていました。しかし、裁判員裁判では、裁判員が一般人であることを踏まえ、事件の明確化、短期間での集中的な公判を行うことで、短期間で判決にいたることができるようになっています。